7月の経常収支、10億9000万ドル・・・商品収支、10年3ヵ月ぶりの赤字

[写真=聯合ニュース]


今年7月の韓国の経常収支が10億9000万ドルの黒字を記録した。輸出と輸入の差である商品収支は10年3ヵ月ぶりに赤字に転じた。

韓国銀行が7日に発表した「2022年7月の国際収支(暫定)」によると、今年7月の経常収支は10億9000万ドルの黒字と集計された。輸出と輸入の違いである商品収支は7月に11億8000万ドルの赤字を記録した。前年同月55億5000万ドルの黒字を記録したのに比べ、67億3000万ドル減少して赤字に転じた。商品収支が赤字を記録したのは2012年4月以後10年3ヶ月ぶりだ。

輸出が590億5000万ドルの黒字となち、前年同月(552億6000万ドル)比37億9000万ドル(6.9%)増加した。石油製品などを中心に前年同月比21ヵ月連続増加したが、対中国輸出不振などで増加幅は減った。7月の通関輸出、中国と日本の輸出がそれぞれ2.7%、1.7%減少した。品目別では石油製品の輸出が82.6%増加し、乗用車と化工品がそれぞれ26.3%、6.6%増加した。半導体は2.5%増加した。

輸入は602億3000万ドルで前年同月(497億2000万ドル)より105億2000万ドル(21.2%)増加した。原材料の輸入が急増し、資本財なども拡大して19ヵ月連続で増加した。7月の通関輸入基準石炭(+110.0%)、原油(+99.3%)、ガス(+58.9%)など原材料輸入が前年同月比35.5%増加した。半導体(+23.8%)など資本財も7.6%増加し、消費財も8.5%増加した。

7月のサービス収支は3億4000万ドルの黒字を記録した。前年同月の2億8000万ドルの赤字から6億2000万増加し、黒字に転じた。運送収支が18億4000万ドルの黒字を記録し、前年同月(14億8000万ドル)より黒字幅を3億6000万ドル拡大した。輸出貨物運賃が高い水準を維持したことによるものだ。

韓国国民が海外で稼いだ所得である本源所得収支は22億7000万ドルの黒字となり、前年同月比黒字幅が5億8000万ドル縮小された。配当所得収支は16億9000万ドルで、前年同月(21億1000万ドル)より4億3000万ドル縮小した。
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