
[SKエコプラント、米リサイクリング企業に600億ウォン投資…廃バッテリー市場の米拠点確保]
SKエコプラントが電気自動車など廃バッテリー市場を先取りするため、米国革新企業に投資した。
SKエコプラントは米国の廃バッテリーリサイクル革新企業「Ascend Elements」と計5000万ドル(約674億ウォン)の株式売買契約(SPA)を締結したと1日、明らかにした。
今回の投資はいわゆる「シリーズC投資」(市場占有率の拡大と事業加速化のための投資)の一環というのがSKエコプラント側の説明だ。 SKエコプラントは今回の投資を通じ、Ascend Elementsの筆頭株主の地位に上がった。
Ascend Elementsは2015年、マサチューセッツ州に設立された廃バッテリーリサイクル専門企業で、独自のリサイクル技術を保有している。 現在、北米市場で最も急速に成長している廃バッテリーリサイクル企業の一つと評価されている。
バッテリーリサイクル事業の核心は安定的な「物量確保」と「技術力」だ。 世界各地で確保した廃バッテリーから安全かつ迅速にニッケル、コバルトなど希少金属を抽出し、これを土台に高品質の前駆体を再生産する技術で競争力が左右される。 前駆体はバッテリー性能を左右する核心素材である陽極材の基礎材料だ。
Ascend Elementsは廃バッテリーから希少金属を個別に抽出する技術を保有している。 廃バッテリーから不純物だけを別途除去した後、空針を通じて前駆体まですぐ生産する技術も持っているという。 個別金属抽出工程が簡素化され、原価競争力まで備えたものと評価される。
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