コスピ、為替ショックに1.21%安の2462.50で引け

[写真=亜洲経済DB]


コスピが為替ショックと政策金利引き上げの見通しに1%台の急落を記録した。ウォン・ドル為替レートが13年ぶりに1340ウォンを突破し、25日の政策金利引き上げの可能性が示唆された影響とみられる。

22日、コスピは前営業日比30.19ポイント(-1.21%)下落した2462.5で取引を終えた。急激なウォン安ドル高による外国人の売り越しはなかっが、機関投資家の売りの勢いが強かった。個人と外国人投資家はそれぞれ1314億ウォン、1188億ウォンを買い越した。一方、機関は2378億ウォンを売り越した。

時価総額上位銘柄では サムスン電子(-1.48%) △LGエネルギーソリューション(-1.01%)△SKハイニックス(-1.24%) △サムスンバイオロジクス(-1.96%) △サムスン電子優先株(-1.97%)△サムスンSDI(-2.91%)△NAVER(-1.01%)△カカオ(-2.22%)など大部分が下落傾向を示した。

コスダックは前営業日比18.30ポイント(-2.25%)下げた795.87で取引を終えた。個人と外国人投資家はそれぞれ1507億ウォン、423億ウォンを買い越した。しかし、機関投資家は1853億ウォンを売りさばいた。

コスダック時価総額上位銘柄では △エルアンドエフ(-3.25%)△HLB(-1.40%)△カカオゲームズ(-3.43%)△パールアビス(-1.21%)△セルトリオン製薬(-2.20%)△アルテオゼン(-2.79%)△エコプロ(-2.16%)△チョンボ(-3.20%)などが下落した。

このように韓国の株式市場が下落したのは、ウォン・ドル為替レートが13年ぶりに取引時間中に1340ウォンを突破するなどドル高が影響を与えたと解釈される。この日、ソウル外国為替市場で取引中のウォン・ドル為替レートは前取引日終値対比14.1ウォン上がった1ドル当り1340.0ウォンを記録した。これは2009年4月29日(高値基準1357.5ウォン)以来、約13年4ヵ月ぶりのことだ。

また、8月に韓国銀行金融通貨委員会で政策金利を0.25%引き上げる可能性が高くなり、株式市場の下方圧力を高めたと分析される。
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