
[SKハイニックス、DDR5 Dラム基盤のCXLメモリー開発…2023年量産予定]
SKハイニックスはDDR5 DRAM基盤初のCXLメモリーサンプルを開発したと1日、明らかにした。 これを通じ次世代メモリーソリューション市場の先取りに拍車をかけるという目標だ。 今回披露フォームファクターは、EDSFF(Enterprise & Data Center Standard Form Factor)E3.Sで、PCIe 5.0x8 Laneを支援し、CXLコントローラを搭載し、DDR5標準DRAMを使用する。
PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)を基盤としたCXL(Compute Express Link)はCPU、GPU、加速器、メモリなどをより効率的に使用するために作られた新しい標準化インタフェースである。 SKハイニックスはCXLコンソーシアム発足初期から積極的に参加し、CXLメモリー市場を主導している。
CXLメモリー市場の核心は「拡張性」だ。 サーバープラットフォームの採用と同時に、メモリーの容量と性能が固定される既存サーバー市場の限界点を補完し、柔軟にメモリーを拡張することができる。 特に、AI·ビッグデータなどの高性能演算システムに脚光を浴びるインターフェースであるため、成長性も高い。
SKハイニックスが開発した初のCXLメモリーは、最新技術ノードである1anm DDR5 24Gbを使用した96GB製品だ。 SKハイニックスはこの製品を活用した柔軟なメモリー構成が帯域幅(Bandwidth)と容量を経済的に増やし、顧客満足度が高いものと期待している。
SKハイニックスのカン·ウクソン副社長(DRAM商品企画担当)は“CXLはメモリー拡張と新しい市場を創出できる新しい契機”とし、“CXLメモリー製品の量産時期は2023年に予定しており、その後も最先端DRAMおよび進歩パッケージ技術を開発し、CXL基盤の多様な帯域幅/容量拡張メモリーソリューション製品を発売する計画”と述べた。
SKハイニックスはCXLメモリー専用のHMSDKを開発し、今年4四半期にオープンソースとして配布する計画だ。 様々な駆動状況でのシステム性能向上機能とモニタリング機能を搭載する予定だ。 これを通じ、ソフトウェア開発者など実使用者がSKハイニックスのCXLメモリーをさらに効果的に活用できるものと見られる。
一方、SKハイニックスは8月初めにFMS、9月末にインテルイノベーション、10月にOCPグローバルサミットなどに順に実物製品を展示する予定だ。 また、HMSDKを含むデモ過程の進行も計画している。 今後もSKハイニックスは、顧客に必要なメモリー製品を適時に提供できるよう、CXLメモリー関連事業を積極的に展開する計画だ。
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