韓国の銀行圏の住宅担保貸出変動金利の基準となるコフィックス(COFIX・資金調達費用指数)が2%台を越えた。
15日、銀行連合会の公示によると、6月の新規取り扱い額基準のCOFIXは前月(1.98%)比0.40%ポイント上がった2.38%と集計された。これは2010年1月、新規取り扱い額基準のCOFIXが集計され始めて以来、最も大きな増加幅だ。1年前と比べると2倍以上増えた。
残高基準のCOFIXは前月比0.15%ポイント上がった1.83%、新残高基準のCOFIXは前月比0.11%ポイント上がった1.42%を記録した。
昨年6月、新規取り扱い額基準のCOFIXは0.92%、残高基準のCOFIXは1.02%、新残高基準のCOFIXは0.81%だった。
COFIXは国内5大銀行(KB国民・新韓・ハナ・ウリィ・NH農協銀行)を含む8つの銀行が調達した資金の加重平均金利であり、銀行が実際に扱った預・積金、銀行債など受信商品金利が引き上げられる時、これを反映して共に上昇する。
特に新規取り扱い額基準COFIXの場合、該当月に新規調達した資金を基盤に算出されるため、市場金利に急速に反映される。これを受け、コフィクスを基準とする都市銀行の住宅ローン変動金利は大幅に上昇する見通しだ。
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