SKシールダスがクラウドセキュリティ事業強化の次元で、マイクロソフト(MS)技術専門性確保と新事業機会発掘のための投資を拡大する。
SKシールダスは8日、韓国MSとビッグテック基盤の未来新成長事業を共同推進する戦略的業務協約を締結したと11日、明らかにした。 SKシールダスはクラウド、デジタルツインなどのMS技術を活用し、サイバーセキュリティ、融合セキュリティなどの事業力量を高度化し、新規事業の機会を模索する。 韓国MSは今回の協業を通じ、自社のソリューション市場を広げる。
両社はMS Azure基盤のクラウドセキュリティ事業拡大、デジタルツイン技術を活用した融合セキュリティ事業高度化、スマートファクトリー·運営技術(OT)事業協力に乗り出す。 デジタルツインは仮想空間に現実のような環境を再現し、データ基盤に現況診断と未来予測を遂行する技術で「企業用(B2B)メタバース」とも呼ばれる。
SKシールダスは先立って、両社が協議したAzure基盤のクラウド遠隔保安管制サービスを持続し、Azureウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)、DDoS防御、マイクロソフト365(M365)セキュリティ、マイクロソフトセンチネルなど「クラウドネイティブ」セキュリティサービスも披露する計画だ。 今後、両社間の協力を通じ、Azureクラウドセキュリティ専門家を育成する人材養成事業も進める。
また、SKシールダスは様々な異機種(heterogeneous)システムで脅威情報を収集・分析して対応する融合セキュリティプラットフォーム「SUMiTS」をMSデジタルツイン技術で高度化する。 産業安全模擬訓練ソリューションの開発など新規融合セキュリティ商品の開発を推進する。
両社はMSスマートファクトリーソリューションと構築事例、SKシールダスのOTセキュリティ分野の力量を結合し、スマートファクトリー予防整備(preventive maintenance)などの事業に共同進出し、新規工場設計、既存工場改善事業も推進する。 MS混合現実(MR)ヘッドセット機器「HoloLens」と遠隔業務支援ツール「Remote Assist)」など機器·ソリューションを活用した新事業機会も発掘する。
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