尹大統領、NATO首脳会議に出席・・・4年9ヵ月ぶりの韓米日首脳会談

[写真=聯合ニュース(現地時間28日、スペイン・マドリードでフェリペ6世国王が主催した晩餐に出席した尹大統領)]


尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は29日(現地時間)、バイデン米大統領や日本の岸田文雄首相と韓日米3国首脳会談を行い、北朝鮮の核問題など域内安保脅威に対する対策を話し合う。3国首脳会談は4年9ヵ月ぶりのことだ。

北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するためスペイン・マドリードを訪問している尹大統領は同日午後2時30分(韓国時間午後9時30分)、バイデン大統領と岸田首相と会う。大統領室の関係者は「域内安保情勢について深みのある対話が行われるだろう」と期待した。

ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)も記者懇談会で「北朝鮮が集中的にミサイル実験と挑発的行動をした点を考慮すると、北朝鮮の相次ぐ脅威に議論の焦点が集まるだろう」とし、追加の対北朝鮮経済制裁の検討を示唆した。

尹大統領は韓日米首脳会談を終え、今回の歴訪の本行事であるNATO同盟国-パートナー国首脳会議に出席する。尹大統領は約4分間発言し、「自由と平和は国際社会の連帯によってこそ保障される」という点を強調する予定だ。

同時に急変するグローバル安保環境にふさわしいように2006年から始まった韓国・NATO協力議題の幅と地理的範囲を一層拡大することを提案し、北朝鮮非核化のためにNATO同盟国とパートナー国指導者の持続的な協力を求める予定だ。

この他にも尹大統領は同日午前からオランダ・ポーランド・デンマーク首脳と2国間会談、スペインのフェリペ6世国王会談、欧州連合(EU)・カナダ・ルーマニア首脳と「プル・アサイド(pull aside・ 略式会談)」を開く計画だ。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기