大韓電線が透明かつ先進的な企業支配構造を確立しようとする意志を示した。
大韓電線は取締役傘下のESG(環境・社会・支配構造)委員会報告を通じ、「企業支配構造憲章」を公表したと3日、明らかにした。憲章の内容を確定し、ホームページを通じて公開した。
企業支配構造憲章は、健全な企業経営に向けて支配構造に関する規定と責任事項などを明文化したものだ。今回の憲章には、株主、取締役会、監査機構など、企業支配構造関連事項を規定し、それぞれの権利と責任、機能など細部的な内容を定義した。
具体的には株主の利益増進と企業価値向上に向けた取締役会の役割について盛り込んだ。また、監査委員会の構成体系と職員、顧客、株主などの権利保護と公示に対する内容が含まれた。このような内容は、全ての利害関係者が確認できるように大韓電線のホームページや社内電算網に全文が掲載された。
大韓電線の関係者は"利害関係者の同伴成長と企業の価値向上に向けて支配構造の透明性と健全性の確保が重要だという判断の下に、該当憲章を制定することになった"、"具体的かつ実現可能な活動を通じ、持続的にESG経営の先導的な役割をしていく計画"と述べた。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>