尹錫悦政府発足後初の「韓日経済人会議」開催・・・「経済協力の新たな段階議論」

[写真=亜洲経済]


尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府が発足した後、初の韓日経済人会議が開催された。韓国と日本の経済人たちが両国の経済協力の未来志向的な新しい段階について話し合った。

韓日経済協会は30日、韓国と日本の最高経営者260人余りがこの日ソウルと東京間オンラインを通じて「韓日、経済連係の新しいステージ」をテーマに協力方案について議論したと明らかにした。

韓国側団長のキム・ユン韓日経済協会会長(三養ホールディングス会長)は開会式で「現在、韓日両国が共通して直面している高齢化や少子化をはじめ脱炭素など新しい課題はあまりにも厳重なので、決して容易なことではない」とし「韓国も日本も未来の繁栄のためには易地思之の気持ちで、共存共栄のために協力しなければならない」と強調した。

また「これから互いに深くなった信頼を土台に貿易、産業、投資、金融、観光などすべての分野で私たちが先頭に立つべきだ」として「長期的観点で『韓日両国の経済共同体』を深く念頭に置きながら目に見え、手に握られ、心で感じられる協力からしていこう」と話した。

日本側団長の佐々木幹夫日韓経済協会会長(三菱商事前会長)は「韓日経済人たちは今回の経済人会議などの場を通じて交流を深め、信頼を築き、世界を舞台に大きな成果を上げてきた」とし「政府間の対話が進展し、経済人たちが安心して自由に経済活動ができるようになることを大きく期待する」と話した。

さらに「両国の経済交流拡大と協業は企業と経済界に競争力を高め発展の原動力になるだけでなく、両国間の結束をより一層強くする」として「葛藤を克服し互いに協力し知恵を集め、情報を共有することで新しい成果を継続することができるだろう」と付け加えた。

一方、両国の経済人たちは1969年の第1回会議以後、政治的葛藤、経済危機、自然災害など数多くの困難に直面してきたが、交流の灯りを守っていくという信念で一度も中止することなく毎年会議を開催してきた。
 
 
 
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