尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府が「勤労時間制度の労使選択権拡大」を推進する。
大統領職引継ぎ委員会(引継ぎ委)は3日、ソウル通義洞(トンウィドン)の引継ぎ委記者会見場で、「尹錫悦政府の110の国政課題」を発表し、このような内容を明らかにした。
具体的に「選択的勤労時間制の精算期間拡大」等の活性化方案を推進し、「勤労時間貯蓄口座制」等で延長勤労時間総量を管理する。スタートアップ・専門職の勤労時間規制緩和などの支援方案も用意する。
合わせて企業規模別・業種別特性に合わせた多様な勤労時間制度活用を支援し、在宅ワークなど柔軟勤務活性化等を通じて「仕事をする文化改善」を推進する。
引継ぎ委側は「労使自律の勤労時間選択権を尊重し『仕事・生活の均衡文化』を造成できるだろう」とし、「労使が対話と妥協を通じて自律的に労使問題を解決する共生と協力の労使文化が広がるだろう」と期待した。
この他にも引継ぎ委は △勤労者委員の代表性・独立性強化 △公共部門労働理事制の定着支援 △職務・成果中心賃金体系の拡散 △共同労使協議会の活性化 △公務員・教員労組勤労時間免除制度(タイムオフ制)の導入なども主要政策として挙げた。
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