ウクライナ支援に乗り出した韓国IT業界

[写真=AP・聯合ニュース ]


韓国のIT業界が、ロシア侵攻で苦境に立たされているウクライナを支援するため、寄付金を集めるなど支援に乗り出した。

業界によると、ネイバー、カカオ、パールアビスなどポータル・ゲーム会社が戦争で苦しむウクライナのために救護団体に寄付金を伝達、オンライン募金箱準備などの活動を展開している。

ネイバーはオンライン寄付プラットフォームである「ハッピービーン」を通じて募金箱を用意し、利用者たちと共に寄付金を集めている。8日午前8時基準で集まった後援金だけで約5億5000万ウォン。計13の募金箱に3万3800人以上の利用者が詰め掛けた。募金により、国連世界食糧計画(WFP)、国境なき医師団、大韓赤十字社、セーブ・ザ・チルドレンなどの団体に寄付金が渡される予定だ。

カカオは、ウクライナの児童のために国際救護団体ユニセフに42億ウォン相当の仮想通貨を寄付した。独自の暗号通貨であるクレイ(KLAY)約300万個を寄付したのだ。この寄付金は、子どもの治療食と牛乳をはじめ、応急処置キット、飲み水浄化剤と石鹸などの集中的な支援に使われる。

またカカオは、社会貢献プラットフォームを通じてユーザーを対象に寄付キャンペーンも進めている。今月2日に始まったウクライナ緊急募金キャンペーンには、8日未明に31万人以上のユーザーが参加し、約7億4900万ウォンの寄付金が集まった。

パールアビスの場合、今月4日にウクライナに緊急医療支援金1億ウォンを寄付した。国際医療救護団体の「国境なき医師会」を通じてだ。支援金はウクライナおよび周辺国の負傷者応急治療キットの配布、遠隔医療教育の提供、救護活動関係者と物品の確保などに使われる計画である。
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