大韓電線が米国で600億ウォン規模の大型プロジェクトの追加受注に成功した。
大韓電線は、米国法人のT.E.USAが超高圧電力網供給プロジェクトを受注したと3日、明らかにした。
今回の事業は230kV(キロボルト)級の地中電力網を供給するプロジェクトである。大都市電力需給の安定化を目標に、海上風力発電団地と電力系通を連結する作業が行われる。
大韓電線は、バイデン政府が海上風力を含めた新再生エネルギーを本格的に拡大しているだけに、今回の事業が今後の受注戦でも肯定的に作用するものと期待している。
米国の新再生可能エネルギー発電量の割合は2020年21%から2050年42%に大幅に拡大される見通しだ。このうち、海上風力発電は米東部海岸を中心に、2030年まで20GW規模へ成長が予想される。
大韓電線は拡大される米国の新再生エネルギー市場と歩調を合わせ、現地の受注を増やしている。今回の受注に先立ち、先月中旬、3年の長期プロジェクトを受注したりもした。
実際、現在まで大韓電線が北米地域で上げた受注高は約1900億ウォンに達する。2ヵ月ぶりに昨年の年間受注額の3分の2を満たしたわけだ。
大韓電線は昨年、2800億ウォンを受注し、米国法人の設立以降、最高値を記録したことがある。
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