ウクライナ戦争への懸念にも関わらず、韓国の株式市場は安定を取り戻している。
23日、コスピは前日より12.74ポイント(0.47%)高の2719.53で取引を終えた。外国人が2652億ウォン規模の売り越しを記録したが、個人と機関がそれぞれ747億ウォン、1778億ウォンの買い越しで指数の上昇を牽引した。
大信証券のイ・ギョンミン研究員は「米国と英国、ドイツの対ロシア制裁発表にもかかわらず、コスピは相対的に良好だった」とし「ウクライナ事態の影響力が多少緩和し、少しずつ安定を取り戻している」と説明した。
時価総額上位銘柄は取引開始直後に強含みを記録したものの、最後に弱含みへと転じた銘柄が多い。
サムスン電子やサムスンバイオロジクス、ネイバー、LG化学、現代車などが下落し、LGエネルギーソリューションとカカオ、サムスンSDIなどは上昇した。
業種別には、医薬品と飲食料業を除いた銘柄の大半が上昇した。
コスダックも前日より9.22ポイント(1.06%)高の877.33で取引を終えた。
外国人や機関がそれぞれ298億ウォンと298億ウォン規模の売り越しを記録したが、個投資家人は482億ウォン規模を買い越し続けた。
カカオゲームズとウィメイド、チョンボなどが1~2%台の上昇を記録し、セルトリオンヘルスケアとセルトリオン製薬、エコプロビーエムなどは下落した。
業種別では、流通と放送サービスを除いてほとんどが上昇した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>