先月の輸出と輸入金額指数が再び過去最高を記録した。
韓国銀行が27日に発表した「12月の貿易指数および貿易条件」によると、先月の輸出物量指数は133.01で、1年前より4.8%拡大し、3カ月連続で上昇した。輸出物量指数を品目別にみると、化学製品、第1次金属製品などがそれぞれ6.3%、7.5%減少したが、コンピューターと電子および光学機器、運送装備などが16.7%、9.4%増加した。
12月の輸入物量指数(135.76)も5.9%上昇し、16ヵ月連続して上昇した。 輸入物量指数は石炭や石油製品(38%)、電気装備(23.1%)、繊維や革製品(13.2%)などを中心に増加している。ただ、11月の運送装備輸入物量指数の場合、飲食料品(-2.8%)と共に下落(-17.1%)した。
輸出金額指数(ドル基準、146.64)と輸入金額指数(170.64)も前月に続き、史上最高値を更新した。輸出金額指数は石炭および石油製品(79.9%)、第1次金属製品(39.7%)、コンピューター、電子および光学機器(24.3%)などが増加し、前年比22%上昇した。輸入金額指数も、農林水産品(-1.8%)と工業製品の一部製品(その他製造業製品-2.9%)を除いたほとんどの品目が上昇傾向を示し、22%増加した。
商品1単位を輸出した現金で買える輸入品の量を意味する「純商品交易条件指数」は9ヵ月連続下落傾向を示した。輸入価格(29.9%)が輸出価格(16.4%)より大幅に値上がりし、前年比10.4%下落したのだ。
一方、輸出総額で輸入できる商品全体の量を意味する所得交易条件指数(前年比6.1%↓)は、輸出物量指数(+4.8%)の上昇にもかかわらず、純商品交易条件指数(-10.4%)が下落し、再び下落した。
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