SKTが人工知能(AI)半導体の子会社「サピオン・コリア(SAPEON Korea・仮称)」を設立し、グローバルビックテク企業との半導体競争を本格化する。
SKTは22日、人工知能(AI)半導体事業を311億ウォンに系列会社のサピオン・コリアに営業を譲渡すると公示した。
譲渡の目的はAI半導体技術の事業化と経営効率化だ。
SKTはこのため、サピオン・コリアを設立し、系列会社に編入する計画だ。
SKTは2020年11月、独自の技術で開発したデータセンタ向けAI半導体「サピオンX220」を披露し、エヌビディア、インテル、グーグルなどグローバルビックテク企業中心の未来半導体市場に進出すると明らかにしたことがある。2017年から独自の研究組織を設置し、サピオン開発に着手した成果である。
AI半導体はAIサービスの具現に必要な大規模な演算を超高速・省電力で実行する非メモリー半導体で、AIの核心頭脳の役割をする。
サピオンX220は従来のGPU比ディープラーニング演算速度が1.5倍早く、データセンターに適用すれば、データ処理容量を1.5倍増やすことができる。価格はGPUの半分水準であり、電力使用量も80%に過ぎない。
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