サムスンは22日、厳しい経営環境の中でも危機克服に献身してきた役職員の士気を高めるため、特別激励金を支給することを決めたと明らかにした。実際の支払いは24日だ。
サムスン電子やサムスン生命、サムスン物産などのサムスン関係会社は、各会社の状況によって役員や従業員らに対し、基礎賞与金の最高200%を支払う計画だ。
サムスンの関係者は「今回の特別激励金支給は、世界的な競争激化で悪化した経営環境の中でも、任務を全うしてくれた役職員の労苦に感謝の意を表し、慰労と激励の意を伝えるため」と説明した。
また、会社と従業員が互いに励まし合い、「ともに成長」する組織文化を作り、未来に向けた挑戦と革新を続けていこうという意味も込められていると、会社側は強調した。
サムスンは、今回支給される特別激励金は年末年始の内需促進および国内景気の活性化にも貢献すると期待されている。
特に役員らは、今回支給される激励金10%を自発的に寄付、分かち合いの実践する計画だ。
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