現代グロービスが「ダウ持続可能経営(DJSI)ワールド指数」に韓国物流企業初に編入されたと14日、明らかにした。
DJSIは米国のS&PダウインデックスとS&Pグローバルスイスが共同で開発した持続可能経営評価の指標だ。1999年から毎年、企業の経済的成果・環境・社会的側面を総合的に評価する。企業の持続可能性評価と社会責任投資指標として活用される。
今年、DJSIワールド指数に進入した韓国企業は21社だ。グローバル運輸や交通インフラ部門に進入した企業は現代グロービスが唯一だ。
現代グロービスはDJSIワールド指数編入と同時に、DJSIアジア-パシフィック指数とコリア指数にも名を連ねた。アジア-パシフィック指数とコリア指数に編入されたのは2015年、韓国物流企業初に編入されて以来、今年で7年連続である。アジア-パシフィック指数は、アジア・太平洋地域の時価総額上位600社を評価して約20%が、コリア指数は韓国200企業のうち、上位約30%が含まれる。
現代グロービス側はこのような成果の背景に、多様なESG(環境・社会・支配構造)経営強化の活動を挙げた。現代グロービスは経営層で構成されたESG経営委員会を組織した。また、女性社外理事と物流産業経験のある社外理事を選任し、理事会の多様性と専門性を高めた。
この他にも国連グローバルコンパクト(UNGC)に加入し、韓国物流企業の中で初めてG20国家財務相と中央銀行総裁らの協議体である金融安定委員会が創設した気候変動関連の財務情報公開協議体(TCFD)に対する支持を宣言するなどESG経営実践に集中している。
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