[写真=Gettyimagesbank]
産業通商資源部と科学技術情報通信部は13日、9月の情報通信技術（ICT）輸出額が213億4000万ドルで昨年同期比21.1%増加したと明らかにした。
今回の記録は、1996年のICT輸出額統計を取り始めて以来、26年ぶりの月間最高値だ。ICT輸出額は、8月に続き2ヵ月連続で200億ドルを超えた。また、昨年6月以降16ヵ月連続で前年同月比増加傾向が続いている。
9月の営業日基準で一日平均輸出額は10億2000万ドルとなり、昨年同期より32.7%増加した。これは歴代9月営業日基準の一日平均輸出額の中で2位だ。
主要4品目の輸出いずれも伸び率が二桁を記録した。
品目別の輸出額と増加率はそれぞれ半導体が122億3000万ドル（27.4%）、ディスプレーが24億4000万ドル（15.7%）、携帯電話が12億1000万ドル（19.6%）、コンピューター・周辺機器が19億2000万ドル（49.1%）だった。
主要5カ国への輸出も軒並み増加した。
対象国別の輸出額は中国（香港含む）が101億2000万ドル（24%）、ベトナムが35億9000万ドル（15.3%）、米国が25億8000万ドル（27.2%）、欧州連合が10億9000万ドル（11.2%）、日本が3億7000万ドル（10.7%）だった。
中小・中堅企業の輸出額は49億ドルで、19.8%増加した。
9月のICT輸入額は、計113億7000万ドルとなり、前年同月比18.8%伸びた。同分野の貿易収支の黒字は計99億7000万ドルを記録し、全体貿易収支の黒字（42億ドル）の2倍を超えた。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
