伝播力が強い新型コロナウイルス感染症(コロナ19)デルタ変異型ウイルスよりも危険度が高い『デルタプラス変異株』が韓国の国内で初めて確認され、防疫当局が非常事態に入った。
中央防疫対策本部は3日、「デルタプラス変異型の事例が2人確認された」と明らかにした。デルタプラス変異株は現在、世界各地で再流行を主導しているデルタ変異株から派生したウイルスだ。
デルタ変異株より伝播力が強く、抗体に耐性があって、ワクチン効果を落とすという。
初の事例は最近国外旅行歴のない40代男性で、同日現在まで家族と職場の同僚など接触者検査の結果、同居家族1人以外に追加確認された事例はないと把握された。
2人目の事例は海外からの流入による感染であり、防対本は「午後のブリーフィングを通じて感染伝播経路を説明する」と伝えた。
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