STX造船海洋、「K造船」で新しい出発…8年間の債権団自律協約の最終終了

[STX造船海洋、「K造船」で新しい出発…8年間の債権団自律協約の最終終了]



STX造船海洋が8年間続いてきた債権団との自律協約を最終的に終了し、新しい社名で再発足する。

STX造船海洋は27日午後4時、債権団との自律協約を終了したと明らかにした。これとともに、社名を「K造船」に変更し、大規模な組織改編を断行した。

組織を5部門・3本部・7室に再編し、副社長1人、専務1人、常務4人、理事13人など計19人を任用・昇進させた。

今回の組織再編と役員人事の最も大きな特徴は生産と設計を前進配置し、現場中心の経営を強調したのだ。

STX造船海洋の関係者は"経験の豊かな既存の役員を重用し、能力のある人材を大挙抜擢し、K造船の未来を準備し、経営の安定性を強固にするため"と述べた。

2019年から行われた投資誘致作業も同日、終了され、支配構造が変動した。STX造船海洋は昨年11月、KHI-ユアムココンソーシアムと投資了解覚書(MOU)を締結した後、今年1月27日、最終の投資契約を結んだ。投資契約は同日、取引を終結した。

これによって、KDB産業銀行などをはじめとする再生債権金融機関を中心に構成された株主陣がKHI(47.5%)、ケイサンシャインホールディングス(47.5%)に変更された。
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