デルタ型、1週間で719人↑・・・新規変異ウイルスのうち72%

[写真=聯合ニュース]


インド由来の「デルタ型」変異ウイルスの感染者が1週間で約700人増えた。全体の変異ウイルス感染者の71.8%に該当する数値だ。

19日、中央防疫対策本部によると、この1週間(7月11日~17日)に国内(韓国)で発生した感染者のうち、主な4種類の変異ウイルスが検出された患者は1001人だ。

これは海外流入を除いた国内発生感染者だけを分析したもので、このうちデルタ型変異が719人を占め、全体の71.8%に達した。

国内で発生した感染者のうち、デルタ型が確認された事例が6月3週目には17人に過ぎなかったが、毎週ごとに21人、52人、250人、719人に急増した。

デルタ型変異の感染者だけだと、1ヵ月で約42倍に増えたのだ。

残りの282人はイギリス由来の「アルファ型」変異感染者だった。南アフリカ株の「ベータ型」やブラジル株の「ガンマ型」は確認されていない。

国内の検出率も増加した。

過去1週間に韓国内で確認された変異ウイルス感染を分析した件数に比べ、主要変異が検出された割合を計算した「検出率」は47.1%であり、前週(36.9%)より10.2ポイント上昇した。

特にデルタ型検出率は、この1週間で33.9%を記録して直前の1週間(23.3%)より10.6%ポイント増加した。

チョン・ウンギョン疾病管理庁長はこの日の定例ブリーフィングで「最近4週間の感染経路を見ると、家族や知人、職場など小規模の接触感染が増加し、感染者接触に対する比重が引き続き増加している」とし「主要な伝播危険要因は、密閉されて密集した環境で不十分な換気やマスクを着用していない状態での長時間滞在などが危険要因と分析される」と説明した。

続いて「現在、第4波を克服するためには距離置きと防疫規則を徹底的に履行し、マスクの着用と積極的な診断検査など防疫規則に忠実に従ってほしい」と呼びかけた。
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