LG電子、「AI診断」機能を初搭載したデジタルレントゲン検出器の披露

[LG電子、「AI診断」機能を初搭載したデジタルレントゲン検出器の披露]



LG電子が2016年に進出した医療用映像機器市場で、高画質と人工知能(AI)を武器にシェア拡大に拍車をかけている。

LG電子はAI診断補助機能を搭載した「デジタルレントゲン検出器(DXD:Digital X-ray Detector)」新製品を発売すると22日、明らかにした。

この新製品はフィルムなく、撮影と同時に獲得した映像がコンピューターに伝送される。特に、原本映像と共に、AIソリューションが分析した映像を伝送し、医療陣が比較して診断できる。

LG電子がデジタルレントゲン検出器にAI機能を適用したのは今回が初めてだ。

新製品は「映像獲得ソフトウェア」とハードウェアの「レントゲン検出器」で構成されている。

映像獲得ソフトウェアには医療用AIソリューション企業「VUNO」のAI診断補助ソリューションが適用され、医療陣が主要肺疾患を迅速かつ正確にキャッチできるように支援する。

LG電子はこれを通じ、判読時間の短縮、病変発見確率の上昇などの効果を期待している。

新製品には既存の製品よりレントゲン敏感度が高い酸化物薄膜トランジスター(Oxide TFT)パネルが使われた。 標準放射線量の半分程度でも最適な結果が得られるよう、ソフトウェア・ハードウェアの改善も行われた。

LG電子はデジタルレントゲン検出器を韓国、米国、欧州などグローバル市場で順次発売する計画だ。 24日までドバイで開催される中東最大の医療機器展示会「Arab Health 2021」も新製品が披露する。
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