韓国で新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の1回目の予防接種を受けた人が24万人増えた。ワクチン接種後、副反応の疑いが報告された事例は499件増加した。
コロナ19予防接種対応推進団は、30日0時基準でコロナ19の新規1次接種者は24万1967人増え、1回目の接種を完了した人は累計305万6004人に増加したと明らかにした。
2回目の新規接種者は30万10人で、計19万8734人が2回目の接種まで完了した。
ワクチン種類別の累計接種者数は、アストラゼネカ製のワクチンが164万570人、ファイザー社のワクチンが141万5434人だ。
韓国の全体人口(5200万人)に対する1次接種率は6%だ。
一方、予防接種後に副反応が疑われる事例が499件増えた。
このうち、全身アレルギー反応である「アナフィラキシー」の疑い例は5件が追加された。3人はファイザー社のワクチンを、2人はアストラゼネカ製のワクチンを接種した。
痙攣や重患者室への入院など、重症の疑惑事例も3件が増えた。いずれもファイザー社のワクチン接種者だ。
残りの491件は予防接種後によく現れる筋肉痛や頭痛、発熱、悪寒、吐き気など軽症の事例だった。新たな死亡は報告されなかった。
これで今年2月26日に韓国でワクチン接種が始まってから副反応疑いの報告は累積1万5499件に増えた。この日午前0時基準で、国内の1・2回接種を完了した累計接種者325万4738人の約0.5%にあたる。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>