与党惨敗、ソウル25区全てで呉世勲氏が圧勝・・・釜山でも朴亨埈候補が62.76%の得票率

[写真=聯合ニュース(文政権の「審判」を訴えた野党が広く支持を集め、ソウルと釜山で圧勝した)]


来年3月の大統領選挙の行方を占うとされるソウルと釜山の市長選で与党が惨敗し、10年間も与党が守り続けたソウル市長の座を野党に明け渡すことになった。

中央選挙管理委員会は8日、開票が完了した午前3時時点で、ソウルでは保守系最大野党の呉世勲(オ・セフン)候補が57.50%の票を獲得し、「共に民主党」の朴映宣(パク・ヨンソン)候補(39.18%)に圧倒的な差をつけて勝利した。特に呉候補はソウル市に25ある区の全てで勝利した。

当選が確実になった8日の午前、呉氏は「胸にのしかかる重い責任感を持て余している」と述べ、「この重要な時期に私に再び働く機会をくださったのは、山積した課題を巧みに早いうちに一つずつ解決し、苦痛の中にいる多くのソウル市民を守れという至上命令として受け入れる」と立場を表明した。

また、釜山でも「国民の力」の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)候補が、62.67%の得票率と記録し、与党「共に民主党」の金栄春(キム・ヨンチュン)候補(34.42%)の2倍ちかい票を獲得した。

一方、選挙の投票率はソウルが58.2%、釜山が52.7%を記録した。再選・補欠選挙の投票率が50%を超えたのは、今回が初めてだ。
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