産業研究院「3月の製造業況、昨年9月以来の最高値」

[写真=Gettyimagesbank]


3月の製造業の業況が、統計を取り始めて以来、最高水準であるという評価が出た。

産業研究院は28日、今月15日から19日まで韓国の主要業種別専門家190人を対象に実施された専門家サーベイ指数(PSI)を調査した結果、3月の製造業の業況PSIが143を記録したと明らかにした。

これは前月の124より大幅に上昇した数値だ。さらに、統計を公式に取り始めた昨年9月以降最高値だ。

製造業のPSIは、昨年6月から10ヵ月連続して100を上回っている。PSIは、100(前月比変化なし)を基準に、200に近いほど前月比増加(改善)意見が、0に近づくほど減少(悪化)意見が多いことを意味する。

先月は内需(137)が前月(114)比で二桁上昇しており、輸出(143)も前月(117)より大きく上昇した。生産(127)、投資額(118)、採算性(126)ともに前月より高くなった。

細部業種別に見ると、繊維(132)が4ヵ月ぶりに100を越え、全業種が一斉に100を上回った。

前月比では、自動車(+33)、機械(+22)、化学(+47)、繊維(+32)などの業種で大幅に上昇したものの、鉄鋼(-4)は3ヵ月連続の下落となった。

4月の業況展望PSIは135で、依然として期待感があった。ただ、前月(137)比では3カ月ぶりに下落に転じた。内需(130)と輸出(137)が3カ月ぶりに下落転換し、生産(127)と投資額(121)も前月より低くなった。

細部業種別では全業種が100を上回った。

前月と比較すると、半導体は同じで、自動車(+12)、造船(+4)、機械(+12)、化学(+3)、繊維(+8)は上昇した。一方、バイオヘルス(-33)、ディスプレー(-10)、家電(-20)、鉄鋼(-4)は下落した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기