昨年、国際結婚35%急減・・・コロナ影響で外国人結婚移民入国者71%減少

[写真=Gettyimagesbank]


3年連続で上昇傾向にあった外国人との結婚が、昨年急減した。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)で外国人の入国ができなくなり、結婚移民が大きく減ったためだ。

統計庁が18日に発表した「2020年婚姻・離婚統計」によると、昨年外国人との婚姻は1万5341件で前年比35.1%(8302件)減少した。

外国人との婚姻は2010年3万4235件を記録したが、引き続き減少して2016年には2万591件に減少した。2017年に2万835件で小幅に反発した後、2019年には2万3643件まで増加したが、コロナ19の影響で再び急激に減少した。

全体婚姻のうち外国人との婚姻が占める割合も7.2%で、2019年対比2.7%ポイント減少した。

性別では、韓国男性の国際結婚は1万1100件で37.2%減少し、韓国女性の国際結婚は4241件で28.8%下落した。外国人女性との婚姻比重は72.4%、外国人男性との婚姻比重は27.6%だった。

国籍別には、外国人妻の国籍はベトナム(28.3%)、中国(22.7%)、タイ(15.6%)の順だった。婚姻件数はベトナム(-53.3%)、中国(-30.8%)、タイ(-15.4%)ともに減少した。

外国人夫の国籍は米国(26.0%)、中国(22.2%)、ベトナム(11.8%)の順だった。外国人夫も米国(-25.0%)、中国(-33.0%)、ベトナム(-21.6%)いずれも減少した。

外国人との離婚は6174件で、前年比725件(10.5%)減少した。

外国人妻との離婚は4378件で11%減少し、外国人夫との離婚は1796件で9.4%減少した。全体離婚のうち、外国人との離婚が占める割合は5.8%で、前年比0.4%減少した。

韓国人夫と離婚した外国人妻の国籍は中国(38.2%)、ベトナム(32.2%)、タイ・フィリピン(5.2%)の順だった。前年比で離婚件数は中国(-430件)、ベトナム(-55件)、日本(-51件)の順で大きく減少した。タイの場合、前年比離婚件数が35.5%増加したと集計された。

韓国人妻と離婚した外国人夫の国籍は、中国(41.3%)、日本(18.8%)、米国(13.4%)の順だった。前年比日本(-111件)、中国(-72件)で減少幅が大きかった。ベトナム人との離婚は117件で20件(20.6%)、パキスタン人との離婚は46件で15%(6件)増加した。

統計庁のキム・スヨン人口動向課長は「外国人入国が急減し、結婚移民入国者も71%減少したのが国際結婚の減少に影響を及ぼした」と説明した。



 
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