サムスン重工業、スウェーデン会社との前受け金返還訴訟で敗訴…"控訴する"

[サムスン重工業、スウェーデン会社との前受け金返還訴訟で敗訴…"控訴する"]



サムスン重工業がスウェーデンのステナ(Stena)社との試錐設備(Semi-submersible Drilling Rig)1隻に対する契約解約仲裁裁判で敗訴した。

これによって、2877億ウォンの引当金が昨年の業績に反映される予定だ。 英国のロンドン仲裁裁判部の判決による今回の契約解除について、サムスン重工業は控訴を進める方針だ。

サムスン重工業は5日(現地時間)、英国のロンドン仲裁裁判部がステナのボーリング設備契約の解約が適合したものと判断し、サムスン重工業が受け取った前受け金とこれに対する経過利子など計4632億ウォンをステナに返還することを決定したと8日、公示した。

サムスン重工業は2013年6月、ステナから7億2000万ドルに半潜水式試錐設備を受注し、前受け金30%を受けて建造に着手した。 しかし、船社側の頻繁な設計の変更と過度な要求で日程が遅れたというのがサムスン重工業側の説明だ。

2017年6月、サムスン重工業はステナに工程遅延による工期延長要求及び関連費用を請求したが、ステナは納期不履行を理由に解約を通知した。 これによって、前受け金および経過利子に対する仲裁裁判が進行された。

サムスン重工業の関係者は"今回の仲裁判決は市況悪化時、船主会社が意図的に工程を遅延させ、契約を破棄できるという悪い先例を残した"とし、"英国高等裁判所に抗訴の手続きを進める計画"と述べた。

サムスン重工業は当該仲裁事件と関連し、昨年まで1925億ウォンを反映し、今回の仲裁決定で2877億ウォン追加の引当金を設定することになった。 2018年4月には仲裁手続きとは別に、当該の試錐設備を市場に売却し、残金70%(5億ドル)全額を回収したことがある。
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