昨年の韓国経済、-1.0%のマイナス成長・・・通貨危機以来の「最低」

[写真=聯合ニュース]


昨年、韓国の経済成長率が-1.0%と暫定集計された。新型コロナウイルス(コロナ19)発の経済ショックが現実味を帯びてきた。

韓国銀行(中央銀行)が4日に発表した「2020年第4四半期および年間国民所得(暫定)」によると、昨年の実質国内総生産(GDP)は前年比1.0%のマイナス成長を記録した。通貨危機当時の1998年、-5.1%以来の最低値だ。

昨年の名目GDPは1924兆5000億ウォンで、前年比0.3%増加した。総合的な物価水準を示すGDPデフレーターは1.3%を上昇した。

韓銀の関係者は、「昨年の実質GDPは建設業の減少傾向が鈍化したが、製造業とサービス業が共に減少転換したため振るわなかった」とし「支出項目別では政府消費が増加傾向を持続し、設備投資が増加転換したが、民間消費および輸出が減少に転じた」と述べた。

1人当たり国民総所得は3747万3000ウォンで、前年比0.1%増えた。米ドル建てでは3万1755ドルを記録し、1.1%減少した。

総貯蓄率は35.8%を記録し、前年(34.7%)比1.1%ポイント上昇した。国内総投資率は前年比0.2%上昇した31.4%となった。

一方、昨年第4四半期の実質GDPの伸び率は、前期比1.2%と集計された。
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