昨年、韓国のスマートフォン市場6%減少・・・消費心理萎縮の影響

[写真=亜洲経済(ユ・デギル記者 dbeorlf123@ajunews.com)]


昨年、国内(韓国)スマートフォン市場規模が前年比6%減少したことが分かった。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の拡散によって景気の不確実性が高くなり、消費心理も萎縮したのが影響を及ぼしたと分析される。

18日、国際的な調査会社であるカウンターポイントリサーチによると、昨年、韓国のスマートフォン市場は第1四半期だけで前期比20%下落したと集計された。その後、サムスンとアップルは普及型中低価モデルを披露して徐々に回復したが、年間基準では下落傾向を免れなかった。

このうち5Gスマートフォンの割合は2019年26%から昨年46%へと大きくなった。メーカー別では、サムスンが全体スマートフォン市場で65%を占め、アップル(20%)、LG電子(13%)の順だった。

カウンターポイントは「サムスンは予想より不振だったギャラクシーS20シリーズの販売にもかかわらず、年中続いたギャラクシーAシリーズの善戦や、下半期のギャラクシーノート20シリーズの反撃で前年水準を上回る65%台のシェアを記録した」と分析した。

続いて「アップルは昨年5月に発売されたアイフォーンSEの販売好調と11シリーズの堅調な需要が続いた」とし「第4四半期に発売されたアイフォーン12シリーズの販売好調の影響で前年比立地を大きく拡大し、20%シェアを記録した」と明らかにした。

価格帯別では、昨年、スマートフォン市場で400ドル(約44万ウォン)以下のスマートフォンが全体販売の41%を占めた。800ドル(約88万ウォン)以上の販売比重は32%を記録した。

昨年、最も多く売れたスマートフォンはギャラクシーA31であった。カウンターポイントは「昨年5月の発売当時、30万ウォン台の出荷価格にもかかわらず、クアッドカメラ、大容量バッテリー、サムスンペイなどをサポートし、好評を博した」と話した。

カウンターポイントのイ・ユンジョン研究員は「昨年、サムスンがさまざまな悪条件の中でも堅調な業績を維持するのにAシリーズの役割が大きかったとみられる」と分析した。

イ研究員は「サムスンは既存の旧モデルユーザーの約定が終わる今年3~4月にギャラクシーS21シリーズの攻略を強化し、多様なフォルダーブルフォンのラインアップ拡大を通じてアップルとの差別化を図るだろう」とし「Aシリーズの強化を通じて普及型市場内の独占立地を確保していけば、今年1年、さらに有意義な成果が期待できる」と明らかにした。

 
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