サムスン電子やLG電子など、国内(韓国)主要企業が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の感染者が相次いで発生し、非常事態となった。企業らは事業所を閉鎖したりテレワークに切り替えるなどの措置を取り、コロナ19の再拡散防止に死力を尽くしている。
18日、サムスン電子の京畿道(キョンギド)水原(スウォン)事業場のモバイル研究所でコロナ19感染者が1人発生した。
サムスン電子はコロナ19感染者が出た建物を閉鎖し、速やかに防疫に入った。感染者が勤務していた階は今月20日まで閉鎖される。
ソウル市良才洞(ヤンジェドン)のLG電子瑞草R&Dキャンパスに勤務する職員1人も、今月17日夜にコロナ19の陽性判定を受けた。このため、LG電子はキャンパス内の建物全体に対して防疫を実施した後、19日まで閉鎖する。密接接触者は検査結果に関係なく、2週間のテレワーク行う予定だ。
ソウル汝矣島(ヨイド)の63ビルでも感染者が出た。この建物の52階で働くハンファ資産運用本社の職員がコロナ19感染判定を受け、該当階を封鎖した。同じ階の勤務者に対する検査も行われている。
ソウル鍾路区(チョンノグ)のSKソリンビルでは17日に続き、18日もコロナ19の感染者が出た。このビルで働いているSKイノベーションの職員1人が同日、コロナ19感染判定を受け、前日にはSKE&S所属の職員がコロナ19感染判定を受けた。
SKイノベーションは、該当職員が勤務した階を閉鎖して消毒し、接触の可能性のある職員らを確認して予防的レベルで帰宅措置を取った。
SKE&Sは、感染者と先週の会議などを通じて接触した社員たちが全員コロナ19検査を受ける計画であり、結果が出るまで全員テレワーク体制を維持する方針だ。
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