洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官が第4次補正予算の可能性に対して迂回的に反対意思を示した。
洪副首相は10日、企財部の記者団懇談会で与党が第4次補正予算に言及することに対し「第1、3次補正予算を経て目的予備費として2兆6000億ウォンを確保しておいた」とし「特別災難状況で様々な補完的装置が用意されている」と述べた。
この日、李海瓚(イ・ヘチャン)代表は緊急政府与党間協議を開き、予備費の支出と補正予算の編成について話し合うと明らかにし、第4次補正予算の可能性について言及した。
洪副首相は「災害対策予備費が1兆9000億ウォン、一般予備費が7000億ウォン確保されている」とし「雇用ショック支援対策費なども含まれており、今回のゲリラ豪雨ですべて使われるわけではないが、第1、3次補正予算を通じて2兆6000億ウォンを目的予備費として十分確保しておいたため、役に立つだろう」と説明した。
続けて「堤防や橋の復旧には1年以上かかる可能性もあるだけに、来年に確保しても支障はない」と付け加えた。
先立って洪副首相は今月9日、政府ソウル庁舎で企財部の主要幹部らとゲリラ豪雨緊急点検会議を開き、応急復旧・救護関連の所要は各省処の災難対策費など既定予算を優先的に活用し、必要な場合は予備費などを通じて追加支援するように指針を下した。
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