丁世均首相「新型コロナ、海外からの流入危険が高い国を追加指定」

  • 防疫強化対象国を追加指定…ビザ制限・航空便統制など

[写真=聯合ニュース(14日午後、仁川国際空港の到着ロビー)]


丁世均(チョン・セギュン)首相は15日「政府は最近海外流入リスクが高まった国を防疫強化対象国家に追加指定する方案を決める計画だ」と明らかにした。追加で指定された国は、ビザ制限とともに航空便統制、遺伝子増幅(PCR)陰性確認書の提出など強化された防疫措置が適用される。

丁首相はこの日、政府世宗(セジョン)庁舎で開かれたコロナ19(新型コロナウイルス感染症)対応中央災難安全対策本部(中対本)会議で、「ここ10日間は国内発生より海外流入による感染者の比重がもっと拡大している」とし、このように述べた。

全世界のコロナ19感染者が一日23万人を超えて最高値を更新するなど拡散傾向が続いている状況だ。その影響で韓国も海外流入の危険がますます高まっているというのが丁首相の説明だ。

中対本は外国人交代船員を通じた海外流入に対しても管理を強化する方針だ。

丁首相は「船員交代目的の入国者に対しては無査証入国制度を暫定的に停止し、PCR陰性確認書の提出も義務付ける」とし「防疫当局と関係省庁は現場で迅速に施行されるよう、後続措置に万全を期してほしい」と呼びかけた。

また「教会の集まりなどによる感染者事例がかなり減った」とし「まだ予断するには早いが、大多数の教会が政府の防疫規則をよく守ってくださっている結果」と伝えた。
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