失業給付金1兆1103億ウォン記録・・・受給者規模も71万人を超え最大

[写真=聯合ニュース(ソウル中区ソウル雇用労働庁失業給与説明会場で求職者たちが説明を聞いている)]


新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態で失業が拡大する中、先月の失業給与(失業給付)支給額は5月に続き1兆ウォン台を維持した。失業給付金受給者も71万人を超えた。失業給付の支給額と受給者の規模が先月に入り、史上最大規模の記録を再び更新した。

13日、雇用労働部が発表した「雇用行政統計でみた6月の労働市場動向」によると、先月の求職給与支給額は1兆1103億ウォンに達した。去る5月の求職給与支給額の1兆162億ウォンよりも941億ウォン増えた。

求職給与は、政府が求職活動をする失業者に雇用保険基金で支給する手当てだ。このうち、大半が失業給付だ。月別求職給与支給額が1兆ウォンを超えたのは、1995年雇用保険制度の導入以後、今年5月に初めてだった。これで2カ月連続1兆ウォン台の高止まりが続いているわけだ。

コロナ19の影響で失業者が増えたためと分析される。

先月の求職給与の申請者数は10万6000人で、前月の11万1000人よりやや減少した。ただ、求職給与支給額が最大規模なのは、既存失業者の再就職が円滑でない状況で、新規失業者が持続的に発生したためとみられる。

産業別求職給与の新規申請者を見ると、△製造業2万1900人 △建設業1万3500人 △卸売り・小売り1万3000人 △事業サービス1万600人 △保健福祉9400人などだ。

国内産業の雇用比重が大きい製造業と建設業で失業者が現れ、景気状況にも悪影響を及ぼしていると判断される。

これとともに、先月の雇用保険加入者数は1387万1000人で、前年同月比18万4000人が増えた。コロナ19が本格化した3月以降初めて増加幅が拡大した。

雇用保険加入者数を産業別に見ると、サービス業は教育サービス、公共行政、保健福祉分野を中心に改善されたが、製造業は鈍化の流れの中で減少幅が拡大した。

男性加入者は785万4000人で前年同月比5万2000人が増加し、女性加入者も601万7000人で13万2000人が増えた。

ほとんどの年代で減少幅の縮小または増加幅が拡大した状況であるが、60歳以上では16万6000人が前年同期比で大幅に増加した。

雇用労働部関係者は「先月は雇用保険取得者の減少が極めて小さく、雇用維持と同時に採用も回復する肯定的な姿を見せたと言える」と診断した。
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