ハンコックタイヤ、「フォーミュラE」に電気自動車タイヤの独占供給

[ハンコックタイヤ、「フォーミュラE」に電気自動車タイヤの独占供給]



ハンコックタイヤ&テクノロジー(株)(以下、ハンコックタイヤ)が世界的な電気自動車レーシング大会「ABB FIAフォーミュラEワールドチャンピオンシップ(以下、フォーミュラE)」に電気車(EV)タイヤを独占供給すると2日、明らかにした。

現在、「フォーミュラE」大会で使用されている2世代(Gen2)競走車にはミシュランが公式タイヤ供給会社として独占供給している。 ハンコックタイヤは性能向上モデルである3世代(Gen3)競走車が導入される2022年からフォーミュラEの公式タイヤ供給会社であり、テクニカルパートナーとして活動することになる。 全世界各地で開かれるフォーミュラE大会の公式試合に参加するすべての車両はハンコックタイヤを装着してレーシングを繰り広げる。

ハンコックタイヤは多年の間のノーハウを基に、最上の走行性能、低い回転抵抗、一貫したパフォーマンス、エコ素材の適用などフォーミュラEが要求する厳格な条件をすべて満足させる予定だ。

特にポルシェ、アウディ、BMW、メルセデス・ベンツ、DS、ジャガーなど計10社のグローバル自動車ブランドが参加し、それぞれの会社が保有した最新の電気車技術の優秀性を立証するために競合を繰り広げているだけに、ハンコックタイヤも最高のタイヤ技術力でレーシング大会の完成度を高める方針だ。

このように世界の代表的な電気自動車レーシング大会に「One-Maker(独占パートナー)」として参加することになるというのはハンコックタイヤが世界的に認められる最高の技術力と均一な品質を備えたことを傍証する。 特に、大会に出場している全ての車が一つのタイヤメーカーだけ搭載できるため、タイヤの品質技術力に偏差があればならず、世界最高水準のパフォーマンスを維持することが重要である。

フォーミュラEは国際自動車連盟(FIA)が主管する電気車競走大会で、5大陸にわたって全世界の中心都市で純粋な電気車のみを使用して競走を行うエコレーシング大会だ。 2014年、最初のレースを開催して以来、短い歴史にもかかわらず、全世界的に関心が毎年急速に高まっている。 騒音が少なく、専用競技場ではない都心の公共道路にイベントサーキットを造成して試合を進行するのも既存のモータースポーツ大会との差別化された特徴だ。

ハンコックタイヤはグローバルTop TierレベルのEVタイヤ技術力とグローバルモータースポーツ大会の後援経験を結合し、モビリティ産業及びモータースポーツの未来を切り開いていくことが大会を一緒に導いていく計画だ。 また、タイヤ供給及び技術支援を通じて、EVタイヤ、モータースポーツ技術データを蓄積し、タイヤ市場で持続可能な成長を成し遂げた未来志向的なテクノロジーを確保する予定だ。
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