韓国船級、サムスン重工業と船舶サイバーセキュリティ協約の締結

[韓国船級、サムスン重工業と船舶サイバーセキュリティ協約の締結]



韓国船級はサムスン重工業と22日、サムスン重工業・船舶海洋研究センターで両社の関係者が出席した中、「船舶サイバーセキュリティネットワークの構築および設計安全性の評価に関する共同研究」の了解覚書(MOU)を締結したと26日、明らかにした。

今回の了解覚書によって、両社は新造船に適用可能なサイバーセキュリティネットワークの構築と設計の安全性を評価することにした。

また、船舶のサイバーセキュリティの脆弱性を診断し、サムスン重工業が構築したサイバーセキュリティテストベッドを活用し、船舶に対する多様なサイバー脅威に対応できる技術について共同で研究していくことにした。

サムスン重工業は独自開発したスマート船舶ソリューションの「SVESSEL」を基盤に、主要船級のサイバーセキュリティ認証獲得を通じて技術力を認められている。

今回の協約で、世界的に認められている韓国船級の海上サイバーセキュリティ認証力量とサムスン重工業のスマート船舶技術力がシナジーを発揮するものと見られる。

また、2021年に発効する国際海事機関(IMO)海事安全委員会の「安全管理システムにおけるサイバーリスク管理(MSC.428(98))によりサイバーセキュリティリスク管理が強化されることが予想されることから、船舶サイバーセキュリティ規則の適用および検証部門についても協力していく計画である。

一方、韓国船級はサイバーセキュリティの需要が高まっているため、顧客のニーズに応えるため、2018年に海上サイバーセキュリティ管理システムの認証システムを構築し、会社や船舶に対するサイバーセキュリティ認証サービスはもちろん、船舶のネットワークおよび自動化システムなどに対してサイバーセキュリティ形式承認サービスを提供している。

海上サイバーセキュリティ管理システムの認証システムは国際セキュリティ標準(ISO 27001、IEC 62443など)と国際海事機関(IMO)及びバルチック海国際海運協会(BIMCO)の海上サイバーセキュリティガイドラインを準用した韓国船級の認証システムである。
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