具光謨会長の「デジタル転換」特命…LG電子、電子商取引の新事業進出を公式化

[具光謨会長の「デジタル転換」特命…LG電子、電子商取引の新事業進出を公式化]



LG電子が電子商取引への領域拡張を公式化した。 単に製品を作って販売することから進んで、オンライン基盤の消耗品や食材注文システムを提供する。 具光謨(ク・グァンモ)LGグループ会長の「デジタル転換」特命に合わせ、新しい成長動力を確保するという計画だ。

■スマートフォンアプリ「LGシンキュー」で消耗品の販売…"顧客利便性の向上"

26日、LG電子はソウル汝矣島(ヨイド)のLGツインタワーで定期株主総会を開催した。 LG電子は同日、定款内の会社目的事項に「通信販売及び電子商取引関連事業」を追加した。 自社の生活家電製品と共に、使用する食品や洗剤など一般製品をスマートフォンアプリケーション「LGシンキュー」を通じて販売、または仲介する形態の新事業を推進するために反映されたと会社側は説明した。

これに先立って、昨年9月からLG電子は「LGシンキュー」スマートフォンアプリケーション内でオンラインマーケットを運営している。 自社の家電やモバイル製品群の一部はもちろん、関連する消耗品も購入できる。 エアコンや空気清浄機のフィルター、洗濯洗剤や柔軟繊維、無線掃除機用のモップなどが代表的だ。

LG電子が最近注力しているレンタルサービスの利用も可能だ。 浄水器、マッサージチェア、空気清浄機、衣類管理機、乾燥機、電気レンジ、食器洗浄機、カプセルビール製造機の8つの生活家電製品群の「ケアソリューション」が利用できる。 ケアソリューションは定期的に核心部品を交換し、衛生を管理するLG電子のレンタルサービスで、昨年の収益は4398億ウォンに達する。

LGシンキューを通じて一部の食品も購入できる。 現在は自社の光波オーブンで利用できる手軽な食品と健康食品を中心に販売している。 軽食の場合、昨年9月、プルムウォンとの業務協約を通じて発売された23種を購入できる。 スマートフォンで包装紙の表を撮影すれば、該当食べ物の情報がクラウドシステムを通じてオーブンに伝わり、自動的に調理される。

■「デジタル転換」に集中するLG…具光謨会長"競争力のために必ず必要な変化"

業界ではLG電子がこれから一般食材の購買システムも整えるものと予想している。 ライバル企業のサムスン電子が2020年型「ファミリーハブ」冷蔵庫で披露したように、冷蔵庫を通じて不足している食材を把握し、オンラインで注文できるようにするという説明だ。

LG電子はすでに欧州地域で洗剤がなくなった時、自動で注文する「アマゾンダッシュ」サービスを洗濯機に搭載している。 これと似た方式で、オンライン・オフラインの境界をなくしたサービスを導入するものとみられる。

LG電子の関係者は"直接製品を販売して流通するレベルよりはプラットホームを通じて顧客が自社製品をもうちょっと便利に使えるように便宜性を提供するという趣旨"とし、"オープンマーケットへの拡張を念頭に置いて作ったものではない"と説明した。

最近、LGはグループレベルでデジタルへの転換に集中している。 具会長は就任後、初の社長団ワークショップで、"デジタル転換がより良い顧客価値を創出する核心手段であり、私たちの競争力を一段階引き上げるために必ず必要な変化の一つだろう"と強調している。 LGが最近、「人工知能(AI)マスター養成課程」を新設するなど内部人材の育成に拍車をかけているのも同じ脈絡とみられる。

飽和状態に達した家電市場で突破口を見出そうとしているLG電子もデジタルへの転換を模索している。 新任のクォン・ボンソク社長は今年の新年のあいさつで、"デジタル転換を加速し、成長を通じた変化、変化を通じた成長を成し遂げていきたい"と述べた。

グォン社長は"既存事業を中心に成長し、これを通じて変化の基盤を準備している"とし、"製品にコンテンツとサービスを連携させたり、コネクテッドデバイスを基盤に、新しい成長動力を確保することがLG電子が追求するデジタル転換の核心"と述べた。
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