ビットコイン、「コロナ19 パンデミック」の懸念に1000万ウォン台崩壊

[資料=コインマーケットキャップ]


ビットコインの価格が一ヶ月半ぶりに1000万ウォン以下に下落した。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の世界的流行(パンデミック)に対する懸念が大きくなり、個人投資家の投資心理が冷え込んだ影響であると分析される。

9日、グローバル仮想通貨市況中継サイトの「コインマーケットキャップ」によると、この日の午後2時20分現在、ビットコインは947万ウォンで取引されている。前日の同じ時間に1054万ウォンで取引されたビットコインは、24時間で10.2%急落した。ビットコインの価格が1000万ウォンを下回ったのは、去る1月26日以来初めてだ。

イーサリアムとリップルなどの主要仮想通貨価格も大幅に急落した。イーサリアムは24万1000ウォン、リップルは248ウォンで取引されている。24時間前に比べてそれぞれ13.6%、11.7%下落した。この他の仮想通貨価格も一日で平均10%以上暴落した。

業界は、コロナ19の被害が世界的に拡散した影響とみている。コロナ19の世界的流行(パンデミック)恐怖に、グローバル景気が萎縮するだろうという懸念が高まってリスク資産回避の心理が拡大したという分析だ。

ビットコインなど主要仮想通貨は今年に入って金のような安全資産として注目された。政治や経済的不確実性が高まっていいる状況でも、価格が急速に上昇したためだ。実際にビットコインは米国とイランの間の対立が浮き彫りになった去る1月初め、1200万ウォン台まで上がったことがある。

しかし、コロナ19拡散で仮想通貨も下落は避けられない様相だ。業界のある関係者は、「仮想通貨騰落の背景は把握しにくい」としながらも、「コロナ19事態で世界的に仮想通貨への投資心理が一段落したものとみられる」と述べた。
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