韓国バッテリー3社、グローバル市場占有率15%…LG化学は全体3位

[韓国バッテリー3社、グローバル市場占有率15%…LG化学は全体3位]



LG化学、サムスンSDI、SKイノベーションなど韓国バッテリー3社がグローバルバッテリー市場占有率を押し上げている。

市場調査会社のSNEリサーチによると、昨年の市場占有率(出荷台数基準)は中国のCATL(27.9%)、日本のパナソニック(24.1%)、韓国のLG化学(10.5%)が3強体制を成し遂げた。 上位3社が全体供給量の63%を占め、勝者独り占めの構造が固定化されている。 中国のBYD(9.5%)とサムスンSDI(3.6%)がビック5体制を形成した。

今は中国と日本企業がシェアで優位を占めているが、状況はいつでも変わりかねないというのが業界の見方だ。 特に、中国は自国企業への補助金支給の恩恵を受け、市場シェアで優位を占めていただけに、補助金インセンティブが消えれば、競争優位を占めづらいという分析だ。

韓国バッテリー3社は技術面で自信を見せている。 LG化学はGMに続き、テスラまで供給契約を締結し、米国1~2位の電気自動車企業協力会社となった。

LG化学のバッテリー事業が急速に成長するものと予想され、バッテリー事業部門の分社の話も取りざたされている。 LGグループの未来核心事業といわれる電気自動車電池事業を分離し、世界1位に育てるという具光謨(ク・グァンモ)LGグループ会長の意志が反映されたという評価だ。

サムスンSDIも同様に、技術力はLG化学に匹敵するほどという評価を受けている。 ただ、サムスンSDIは生産量や投資規模などを攻撃的に拡大するよりは順次進め、陽極材など基礎技術の確保に力を入れている。

最近、サムスンSDIは国内所在企業のエコプロビエムと合弁会社を設立し、次世代陽極材を生産することを決めた。

昨年初めて電気自動車電池市場のトップ10に名を連ねたSKイノベーション(1.7%)も業界のダークホースに挙げられる。

業界関係者は"バッテリーのシェアは結局、技術力で分かれるという見通しが優勢なだけに、技術超格差を広げるためのR&D投資に集中するだろう"と説明した。
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