徐廷珍会長、「セルトリオン・ヘルスケア・製薬」3社合併の可能性を示唆

  • 「株主が望むなら合併を考慮する」

[写真=聯合ニュース(セルトリオングループの徐廷珍会長)]


セルトリオングループの徐廷珍(ソ・ジョンジン)会長が、セルトリオンとセルトリオンヘルスケア、セルトリオン製薬3社合併の可能性を示唆した。

徐廷珍会長は15日(現地時間)、米サンフランシスコで開かれたグローバルヘルスケアフォーラムの「JPモルガン・ヘルスケアカンファレンス」で企業発表後に続いた質疑応答で、「株主が望むなら、グループ内の3社合併を検討する」と明らかにした。

徐会長は「もし3社を合併することになると、化学合成・バイオ医薬品と生産などすべての機能を持つ一つの会社になる」とし、「株主の意見に基づいて来年でも検討する」と述べた。

続いて「合併後の収益率は50%以上維持できるだろう」と伝えた。

業界では3社が合併する場合、時価総額が23兆ウォンに達するセルトリオンに吸収合併される可能性が高いと予想している。コスダック上場企業のセルトリオンヘルスケアの時価総額は7兆7000億ウォンであり、セルトリオン製薬は1兆4000億ウォン程度だ。

セルトリオンは現在、バイオシミラー(バイオ後続品)の研究開発(R&D)と委託生産事業に注力している。セルトリオンヘルスケアは、セルトリオンのバイオシミラー(バイオ後続品)のグローバル販売を担当しており、セルトリオン製薬は化学合成医薬品を開発したり、生産・販売している。

これまでセルトリオン3社合併説は引き続き提起されてきた。事業がシナジー効果を出すためには、合併が必要であるという見方があったためだ。また一部では、現在の3社体制が「仕事を集中して発注」するなどの議論を作っていると主張してきた。

セルトリオンの関係者は、「徐廷珍会長の主張は株主が望むなら、合併を考慮するということだ」とし「もし合併することになれば、仕事を集中して発注したり数字合わせなどの議論は消えものとみられる」と述べた。

 
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