[独自] [CES 2020] サムスン、新しいフォルダブルフォンの名前は「ギャラクシーブルーム」・・・「ランコムコンパクトのように」

  • 「CES 2020」非公開ブースでスマートフォン新製品4種を公開

  • 20代女性層への攻略意志…韓国内でLTE・5Gモデルを両方発売

  • ギャラクシーS20ネーミング戦略再編…1億画素「ハッブル」カメラ搭載

[写真=亜洲経済(サムスン電子の新しいフォルダブルスマートフォン「Galaxy Bloom」のティーザーイメージ)]


サムスン電子の新しいフォルダブルスマートフォンが「ギャラクシーブルーム(Galaxy Bloom) 」という名前で発売されることが確認された。デザインは高級化粧品ブランド、ランコムのパウダーコンパクトからインスピレーションを得た。20代女性の顧客を狙って作ったギャラクシーブルームは、スマートフォンで初めて8K撮影をサポートする。

世界最大の技術展「CES 2020」が開幕した今月7日(現地時間)、サムスン電子の高東真(コ・ドンジン)IM部門長(社長)は、米ラスベガスコンベンションセンターを訪れてグローバル移動体通信業界の経営陣と相次いで会合した。この席で高社長は、取引先を対象に来月公開する新製品4種を披露した。新製品は、サムスン電子の非公開ブースにも展示された。

ギャラクシーブルームは、昨年9月に発売された「ギャラクシーフォールド」の後に続く次世代フォルダブルフォンだ。サムスン電子が「サムスン開発者カンファレンス(SDC・Samsung Developer Conference)2019」を通じてコンセプトを公開し、初めて知られた。ギャラクシーフォールドとは異なり、横軸を中心に上下に折り畳むことができる。プラスチックフィルムの代わりに「UTG(Ultra Thin Glass)」と呼ばれる超薄型ガラスディスプレイパネルを覆った。ギャラクシーフォールドは第5世代移動通信(5G)モデルだけが韓国で発売されたが、ギャラクシーブルームは4G LTEモデルまで韓国で発売される。

高社長は取引先と会って、「フランスの化粧品ブランド、ランコムのコンパクトパウダーをモチーフにギャラクシーブルームをデザインした」と説明したという。ギャラクシーブルームの大きさも実際ランコムのコンパクトパウダーと似ている。広げたとき7.3型でタブレットPCに準ずるギャラクシーフォールドドに比べると、半分近く小さくなった。

サムスン電子はギャラクシーブルームを通じて、これまで比較的ギャラクシースマートフォンの利用割合が少なかった20代女性層を積極的に攻略する計画だ。「ブルーム(bloom)」という製品名は、花が咲くように上下に広がる様子を連想して付けられ、、大きさも女性に負担のないファンデーションコンパクトサイズだ。
 

[写真=亜洲経済(「Galaxy Bloom」はフランスの化粧品ブランド、ランコムのコンパクトパウダーをモチーフにデザインされた)]


また、フラッグシップラインナップ「Sシリーズ」のネーミング戦略も電撃的に変わる。「ギャラクシーS10」の後続作として発売される製品名を「ギャラクシーS20」に確定した。

サムスン電子は2010年、「ギャラクシーS」を発売して以来、ギャラクシーS10まで毎年数字を一つずつ増やす形で名前を付けた。しかし、2020年代を迎え、新たな戦略が必要だという判断によって20という数字を導入した。

ギャラクシーS20シリーズは、一般、プラス、ウルトラモデルに分かれて発売される。ウルトラモデルは、100倍の光学ズームと1億画素イメージセンサーが搭載されるなど、カメラの性能が極大化された。ギャラクシーS20ウルトラモデルのカメラには、宇宙望遠鏡の名前から由来した「ハッブル(Hubble)」という名称がつけられた。

「自分の手のひらの8K」の時代も開かれる。新製品はすべてスマートフォンとしては初めて8K画質で撮影が可能だ。製品発売に合わせてユーチューブも8K画質の映像ストリーミングを開始する。サムスン電子とグーグルはすでに、このような内容の協議も終えた。スマートフォンで8K映像の撮影が可能になると、8K TVの慢性的な問題であるコンテンツ不足も解決できる。これを通じてサムスン電子は、8Kテレビ市場全体が拡大すると期待している。

サムスン電子は来月、米サンフランシスコで「サムスン・ギャラクシー・アンパック2020」イベントを開催する。新製品はすべて同行事を通じて一般に公開される予定だ。


 
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