[日中韓特集] KB金融、系列会社拡大で小売営業と企業金融、同時攻略

[昨年、KB資産運用の上海法人設立記念式に参加したKB金融グループのユン・ジョンギュ会長(左から四番目)。[写真= KB金融提供]]


KB金融グループは2012年、中国の北京にKB国民銀行中国有限公司と北京支店を同時に発足させた。 2007年広州に支店を設立してから5年ぶりの成果だ。

現在は預金、融資、外国為替事業などを営んでおり、中国系企業の顧客拡大、系列会社との協業拡大と投資銀行(IB)業務を担当している。

KB国民銀行中国有限公司は現在、法人の傘下に五つの支店(北京、上海、広州、蘇州、ハルビン)を保有しており、今後重要な拠点を中心に店舗新設などを検討している。中国に進出した韓国企業や在中韓国人を主な顧客にすると同時に、現地企業と現地人を対象にした現地化に集中する計画だ。

このため、現地法人の董事長(取締役会議長)と社外取締役として、中国人を迎え入れ、現地の金融専門家を管理、営業担当役員に任命するなど、現地密着経営を推進している。

中国法人の資産規模は、全体の海外法人の資産(3兆2243億ウォン)の90.3%を占めている。全体の海外実績寄与度(77%)も4つの海外法人の中で最も高かった。

最近には、非銀行系列社の海外市場進出を本格化している。

KB損害保険は2009年、江蘇省南京に現地法人を設立し、広東省に支店を保有している。 KB証券は、1998年に上海事務所を設立、運営しており、KB資産運用は、中国ファンドの拡大によりリサーチ機能を強化するために、昨年から上海に一般法人を運営している。

KB金融グループの関係者は、「中国は金融業に対する対外開放の推進原則を設けるなど、商機が見込まれる市場」と言い、「銀行を含む系列会社の中国進出を通じて、フル—ライン(Full-line)金融サービスを提供する」と述べた。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기