[亜洲経済・AERA(朝日新聞)共同企画] ③ 韓-日、往来増えて関心分野も「多様化」

[写真=JNTO・韓国観光公社・YGエンターテインメント提供]


韓国・日本と関連して真っ先に思い浮かぶイメージが何なのかを問う質問には、多様な人物と物事が提示された。

韓国の回答者100人のうち22人が「安倍首相」を真っ先に思い浮かぶ日本人に挙げた。その次が「日本料理(寿司、ラーメン)」と「観光地(富士山、温泉、ディズニーランド、東京、大阪)」が多かった。「日本の作家(大江健三郎、村上春樹)」、「歴史の中の人物(伊藤博文、織田信長、徳川家康、吉田松陰)」も日本のイメージとして定着していた。

日本の回答者は、歌手「ビッグバン(BIGBANG)」、俳優 「ペ・ヨンジュン(ヨン様)」、ゴルフ選手「イ・ボミ」、サッカー選手「パク・チソン」など、日本国内で知名度が高い芸能人とスポーツスターの名前を韓国のイメージとして浮かべた。また、人物と事物(モノ)をひっくるめて一番先に思い浮かぶイメージは「キムチ」が32人で最も多く、その次が「文在寅 (ムン・ジェイン)大統領」(10人)だった。

具体的な関心対象を問う質問には、両国の国民一人一人が直接的な体験で習得したと見られる情報がざまざまな関心事につながる姿を見せた。

日本のアニメ「君の名は。」を観覧したとみられる10代の回答者は、「日本映画」を関心事に挙げた。調査対象者37人のうち35人が日本を訪問した経験があると明らかにした30代の回答者は、「飲食文化」と「オタク文化」、「お弁当文化」、「日本のドラマ」など、直接経験を通じて得た情報をまとめて関心事に表現する場合が多かった。日本への関心分野は「日本の政治」が20人で最も多く、「日本の経済」(12人)、「日本映画」(12人)、「日本料理」(12人)、「日本の歴史」(10人)の順だった。

韓国を訪問した経験がある日本の回答者37人は、「トッポッキ」など韓国のストリートフードに対する関心が高く、韓国のマートで購入した「お菓子」や「海苔」も関心事のひとつとして挙げた。日本の回答者116人のうち46人は「韓国料理」に対する関心が高いと調査されており、「韓国の政治」(35人)、「韓国の歴史」(29人)、「韓国映画」(25人)、「K- POP」(24人)の順だった。
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