サムスンSDI-BMW、3兆8000億規模のバッテリーセル10年供給契約

[サムスンSDI-BMW、3兆8000億規模のバッテリーセル10年供給契約]



サムスンSDIとBMWが今後10年間、4兆ウォン規模の長期バッテリー供給契約を結んだ。 この10年間、緊密な協力関係を維持して深めてきた信頼が土台として作用したという分析だ。 今回の契約は、両社とも「ウィン-ウィン」できる機会になると評価されている。

21日、業界によると、BMWは20日、サムスンSDIと29億ユーロ(約3兆8000億ウォン)に達する5世代バッテリーセルの長期業務協約を締結した。 期間は2021年から2031年までだ。

これにより、BMWは未来の電気自動車モデルにサムスンSDIのバッテリーを搭載することになる。 先立って、2025年まで電気車モデル25種発売するという計画を明らかにしている。

サムスンSDIのバッテリーは電気自動車の核心性能を改善するのに大きく役立つものと期待される。 サムスンSDI側は"次世代電気自動車バッテリーの5世代製品がBMWに搭載されれば、走行距離、高速充電などの核心性能をさらに引き上げることができるだろう"と説明した。

両社は2009年から10年間、緊密な協力関係を構築してきた。 当時、サムスンSDIは数多くのバッテリーメーカーの一つだったが、BMWは自社の電気車に最も適したバッテリーを作ってくれるという信頼で協力を決めたという。 このような予想は的中した。

BMWはサムスンSDIとの協力を基盤に、最も革新的な電気車モデルで評価される「i3」と「i8」を披露したりもした。 i3に装着されたバッテリーはセル一つの用量が60Ahに達する。 これは当時存在した電気自動車バッテリーの中で最大容量だった。 一般的なスマートフォン向けバッテリーに比べ、セル当たりの容量が20~30倍に達するほど高容量だ。

これを基盤に両社は2014年7月、中長期的協力の目的の了解覚書(MOU)を締結した。 バッテリーセルの供給拡大のほかにも、電気自動車関連の包括的な協力を結ぶことにしたのだ。

業界では今回のバッテリー供給契約を両社間の協力関係がさらに深まったことを証明するシグナルと見ている。
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