現代・起亜車など韓国車ブランド、世界市場の逆成長の中でシェア拡大…「SUV・エコカー牽引」

[現代・起亜車など韓国車ブランド、世界市場の逆成長の中でシェア拡大…「SUV・エコカー牽引」]



現代・起亜自動車がグローバル自動車市場の逆成長にも善戦し、ブランドの認知度を高めている。

収益性強化などのため、比重を拡大しているスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)の人気が一役買ったものと評価される。 また、欧州市場でもエコカーを中心に影響力が拡大しているものと分析される。

18日、韓国自動車産業協会(KAMA)の報告書「海外主要自動車市場や政策動向」によると、今年1∼3四半期の米国、欧州連合(EU)、中国など海外の主要市場の乗用車販売は昨年同期対比5.6%減少した。

同期間、現代・起亜車など韓国の完成車メーカーは相対的に善戦した。 韓国ブランドは米国とEU市場でSUV新モデルと電気動力車投入戦略が成功し、減少率が2.9%に止まった。

このおかげで、韓国ブランドの世界市場占有率は今年1~3四半期7.5%を記録した。 昨年同期比0.2%増加した数値だ。

主力市場の米国で好業績を上げたのが大きな影響を及ぼした。 現代車の「パリセード」と起亜車の「テルライド」など大型SUVの新車中心に乗用車販売が前年比最大幅の増加(3.3%)した。 今年1~3四半期の市場シェアは7.7%で、昨年同期比0.3%ポイント上がった。

このような雰囲気はしばらく米国市場で持続するものと期待される。 パリセードとテルライドなどに対する米国の有力自動車専門媒体の好評が続いているためだ。

実際、最近、米自動車専門誌「CAR AND DRIVER」が実施した7人乗りの大型SUV比較評価で、テルライドとパリセードが総合1・2位に上がった。

EU市場では小型セダンとSUVベースの電気車の善戦で、韓国ブランドの販売だけ増加(0.7%)した。 市場占有率も今年1~3四半期6.8%で、昨年同期比0.2%ポイントさらに増えた。
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