国会、「東京オリンピックへの旭日旗持ち込み禁止要求」の決議案を議決

  • 北朝鮮の核ミサイル挑発糾弾及び再発防止を促す要求案も可決

[写真=聯合ニュース(共に民主党のアン・ミンソク議員が30日午後、本会議場で開かれた経済分野の対政府質問で2020東京オリンピック及びパラリンピック大会で旭日旗の競技場内の持ち込み禁止措置を促す決議案の提案説明をしている)]


国会は30日、「2020東京オリンピック大会とパラリンピック大会での競技場内への旭日旗持ち込み禁止措置を促す決議案」を議決した。

同日、国会本会議で決議案は在席議員199人のうち賛成196人、棄権3人で通過した。

決議案は、国際オリンピック委員会(IOC)と東京オリンピック組織委員会、パラリンピック組織委員会に東京オリンピック期間の前後、競技場内の旭日旗、旭日旗を活用したユニフォーム・小物搬入とこれを活用した応援行為を禁止することを求めるという内容が核心だ。

決議案はまた、「大韓民国政府が国際社会に旭日旗が持つ帝国主義的な意味を積極的に知らせ、国際競技大会だけでなく、すべての公式的な国際行事で旭日旗が使用されないよう、積極的な外交的努力を傾注することを促す」と強調した。

さらに、「北朝鮮の核高度化とミサイル挑発糾弾及び再発防止を促す決議案」も可決された。

在席議員180人のうち168人が決議案に賛成した。反対は4人、棄権は8人だった。

決議案は、「国会は北朝鮮が核とミサイルの能力を高度化するために敢行する一切の軍事的行為と挑発が、韓半島の安定と平和を脅かす行為であることを明らかに確認し、北朝鮮政権に一切の軍事的挑発行為を直ちに中断することを促す」という内容を盛り込んだ。

国際社会の平和的な努力に北朝鮮の遅滞なき参加を促し、北朝鮮が発射した短距離ロケットなど核・ミサイル戦力に対する政府の積極的な対応策模索などが決議案に含まれた。
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