電気自動車の好調に新米バッテリー株の洪水

[写真=亜洲経済(AFWのチン・ジョンア代表)]


大きくなる電気自動車市場のおかげで新米のバッテリー株も相次いでいる。 13日、ハンファ投資証券によると、同社が集計する第2次電池業種指数(49銘柄)は今年に入って同日まで13%以上上昇した。バッテリー株の企業公開(IPO)への関心が高まっている理由だ。

◆ バッテリー株、最大100%以上急騰

最も目立つ種目は、二次電池の素材を作る天宝(チョンボ)だ。天宝は今年2月11日、コスダックに上場した。株価は同日8万1700ウォンで、公募価格4万ウォンより104.25%高い。

SK証券のユン・ヒョクジン研究員は天宝について「二次電池の核心素材企業である」とし、「第1四半期の二次電池材料部門の売上高は、前年同期比149%増えた」と述べた。

エコプロビーエム(ECOPRO BM)も注目に値する。3月5日に上場したエコプロビーエムの株価は同日、6万6100ウォンで公募価格4万8000ウォンに比べて38%近く跳ね上がった。

◆ IPO夢見る企業に温もり拡散

このような傾向のおかげで、他の二次電池メーカーも企業公開(IPO)に速度を出している。ITM半導体とAFW、エンケム(ENCHEM)が代表的だ。

このうちAFWは同日記者懇談会を開き、IPOを公式宣言した。同社は今月19〜20日、一般請約(申込)を経て7月初めコスダック進出を目標にしている。AFWはすべて392万1600株を公募する。公募価格の希望範囲は、1万9500ウォン〜2万2500ウォンにした。これを基準にとった公募予想額は765億〜882億ウォンだ。

AFWは摩擦溶接方式で二次電池向けの陰極端子を作る企業だ。製品生産のための自動化設備を直接設計・製造して収益率を高めている。営業利益率は、2018年に34%を超えた。 AFWは、同年の売上高303億ウォンと営業利益104億ウォンを記録した。毎年史上最大の実績を更新してきた。

ITM半導体は2ヶ月前に上場予備審査の請求書を出した。本格的なIPO日程は下半期から始める。エンケムもほぼ同じ時期にIPOに出るとみられる。

◆ 二次電池の企業も分別するべき

二次電池産業の展望が明るいが、企業別玉と石は分別しなければならない。

NH投資証券のコ・ジョンウ研究員は「二次電池は高い安定性と長い寿命を保証しなければならない」とし、「関連会社のうち、少数だけに恩恵が集中するだろう」と述べた。彼は「生産能力や顧客基盤、技術力をすべて見極めなければならないということだ」と付け加えた。

電気自動車と二次電池メーカーは、戦略的な連携を強化している。新再生可能エネルギー部門でも二次電池を基にするエネルギー貯蔵装置(ESS)の需要が増えるとみられる。


 
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