23日(現地時間)、米ニューヨーク証券市場が主要企業の業績好調に支えられ、上昇の勢いで取引を終えた。ダウは前取引日比145.34ポイント(0.55%)に回復した2万6656.39で終わった。S&P500指数は25.71ポイント(0.88%)上昇した2933.68で、ナスダック指数は105.56ポイント(1.32%)上がった8120.82で終了した。
コカ・コーラ、ユナイテッド・テクノロジーズ、ツイッター(Twitter)、プロクター・アンド・ギャンブルなどは売上高と純利益の面ですべて市場の予想を上回った。コカ・コーラとユナイテッド・テクノロジーズは、それぞれ1.7%、2.5%上昇した。
特に、ツイッターは売上に直結する有効なユーザー数の増加幅が専門家たちの予想よりも2倍以上高く、市場を驚かせた。発表直後、ツイッターの株価は急騰を見せ、最終的に前日比15%以上上昇して取引を終えた。一方、プロクター・アンド・ギャンブルは、実績面では良好だったが、2.4%下落した。
スパルタンキャピタルセキュリティのピーターカルディロエコノミストは「主要企業の業績がほとんど市場予想を上回った」とし、「これは(市場が)萎縮した景気を回復し、上昇モードへ転換する可能性が高い」と分析した。
経済指標は交錯した。米国商務省が発表した3月の新築住宅販売は直前比4.5%増加して良好であった。商務省は「年率基準69万2000件で、16ヵ月ぶりに最高値を記録した」と述べた。反面、リッチモンド連邦準備銀行が発表した製造業指数は、3月に記録した10から4月に3へと落ち、市場予想の10をはるかに下回った。ちなみに、指数はゼロ(0)を基準に上は景気拡張を、下は景気萎縮を指す。
一方、イースター休暇直後の初の取引日である本日、ヨーロッパの主要な市場は一斉に上昇した。英国FTSE100指数は前取引日比63.19ポイント(0.85%)上がった7523.07で終了した。ドイツのDAX指数は13.12ポイント(0.11%)上昇した1万2235.51を記録した。汎欧州指数であるストックス50は4.62ポイント(0.13%)上がった3503.85で、フランスCAC40指数は11.31ポイント(0.20%)上がった5591.69でそれぞれ取引を終えた。
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