現代ロテム、コレイル・鉄道硏と「300km/h級」国産2階高速列車の開発に乗り出し

[現代ロテム、コレイル・鉄道硏と「300km/h級」国産2階高速列車の開発に乗り出し]



現代ロテム、韓国鉄道公社、韓国鉄道技術研究院が国産2階高速列車の開発のために手を握った。

現代ロテムは10日、韓国鉄道公社(以下、コレイル)のソウル社屋でコレイル、韓国鉄道技術研究院(以下、鉄道研)や現代ロテムの関係者らが出席した中、韓国型2階高速列車の開発のための了解覚書(MOU)を締結したと11日、明らかにした。

今回のMOUを通じて現代ロテムはコレイル、鉄道研とともに国内初の2階高速列車開発に乗り出すことになった。 2017年まで300km/h級の試作車両2両の製作と試運転を完了するという計画であり、現代ロテムは試作車両の設計・制作及び保守を、コレイルは試運転、鉄道研は車両の試験計測および走行安全性解析などを担当する予定だ。

計画された日程どおりに開発が完了されると、実際の車両の製作には5年程度が所要、2023年頃、商用化が可能になる見通しだ。 現代ロテムは2012年、430km/h級の動力分散式高速列車「HEMU-430X」を成功的に開発した経験をもとに2階高速列車開発に取り組むという計画だ。

2階の高速列車は1階のKTX-Ⅰ(931席)より50%以上増えた1404席の座席を配置できるなど輸送効率が優れているため、限られた線路容量を克服するとともに京釜線、湖南線など乗客需要が多い路線での座席不足現象を解決できる案として浮上している。

また、トルコ、マレーシア~シンガポールなど海外の高速列車事業の受注に挑戦している現代ロテムの競争力向上にも大きく役立つ見通しだ。 高速列車の製品群の拡大で年平均9兆ウォン以上と推定されている世界高速列車市場への進出にも肯定的効果が期待される。
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