高強度の構造調整で非常経営に入ったアシアナ航空が費用の削減のために、収益が低い路線の機内食のサービスを変更した。
19日、航空業界によると、アシアナ航空は日本及び東南アジアの10路線、低収益航空路線の機内食でTravel mealを適用した。
Travel mealは主に紙ボックスに提供される丼の形のお弁当だ。デザートと共に出される従来の機内食よりコストを削減するのに効果的であると知られている。運搬が便利で後処理が容易なため、乗務員のサービス時間も短縮されるため、主に激安航空会社(LCC) が機内食として提供している。
アシアナ航空が2009年から飛行距離が45分である中国山東路線を除外し、運航時間が2時間以内の日本及び6時間前後の東南アジア地域にTravel mealを適用したのは今年が初めてだ。メニューはプルコギ、チキン照り焼き、牛肉カレーなどだ。機内食の変更に関してはホームペ―ジに告知される計画だが、日程はまだ未定だ。
アシアナ航空はサンドイッチなど、Cold mealを適用した静岡、高松、松山などの7路線の日本一部の路線はHot mealに変更し、サービスの改善としてみられると説明した。
しかし、トレイにデザートと共に出された機内食からTravel mealに変わった旭川路線とマレージアのコタキナバル、カンボジアのシェムリアップなどの一部路線では、好き嫌いが分かれている状況だ。
アシアナ航空関係者は“Travel mealを変更適用した路線で観光顧客に肯定的な反応を得ている”とし、“常用顧客(常連客)には持続的にモニタリング中で、必要な部分に関しては今後追加的に補完していく予定”と話した。
一方、アシアナ航空は「スカイトラックス世界航空大賞」授賞式で2009年、2013年、2015年世界最高一般席(エコノミ席)機内食賞を受賞した。
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