李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長の力作と評価されているモバイル決済サービス「サムスンペイ」がオーストラリアに進出した。 今月に入ってスペインとシンガポールに続き、3番目の海外市場進出だ。
サムスンペイは今後、ブラジル、英国、カナダなどグローバル全域にサービス地域を拡大する計画だ。
サムスン電子は15日(現地時間)、オーストラリアでサムスンペイを発売したと16日、明らかにした。 オーストラリアのシティ銀行やアメリカンエクスプレスなどとパートナーシップを結んだ。
昨年8月、国内で初披露したサムスンペイは同年米国に進出し、今年3月には中国でも中国最大手のクレジットカード会社のユニオンペイと提携してサービスを開始した。 ユニオンペイは2002年中国銀行カードの連合体として発足した支払い決済サービス会社だ。
先月には中国のアリババと戦略的提携を結んだりもした。 中国内のアリペイ加入者は4億5000万人に達する。 サムスンペイが中国でアップルペイとし烈な競争を繰り広げているだけに、アリペイ加入者を誘致して市場を主導できる橋頭堡を作ったわけだ。
サムスン電子は2020年までに全世界のサムスンペイ利用者を1700万人規模に増やすという目標を定めた状態だ。
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